最悪の年が終わる |
マーカーCEAの上昇を止める薬も脳転移を止める薬も
今年はなかった。
今年初めのマーカーは約6であったが、その後はドセタキセルの耐性で、
イリノテカンに変更した。(GWに入院)
ところが、この薬の点滴後の3日間は吐いてばかりいたし、
熱が出たりと過去の薬で最悪の副作用でもう治療をやめたくなった。
その時、新しい脳転移発見でエックスナイフという定位放射線をやった。
イリノテカンでもマーカーは下がらず、効果なしということで薬変更。
高額な点滴費用、ひどい嘔吐を考えれば、何の為に薬を変更したのか
わからなかった。
イリノテカンが効果なしということで、白血球が場合によっては0になるという
強い薬カルセドに変更した。(夏休みに入院)
ところが、カルセドは今まで使用した薬で最もマーカーが上昇し、全く効果なし。
おまけに新しい脳転移発見で今度はノバリスという定位放射線をやった。
カルセドの次はナベルビンに変更した。(秋に入院)
しかし、この薬もマーカーを下げることができず、ついにマーカーは約90。
おまけにまた新しい脳転移発見で2回目のノバリス(定位放射線)をやった。
そして、今は脳に効くタルセバに変更し、皮疹で苦しんでいる。
今年はなんと薬を5種類使用しているし、脳の放射線も3回もしている。
最大の危機はイリノテカンの副作用の嘔吐と、ナベルビンの時の胸痛だった。
なんとか両方共、上手く緩和して乗り越えたが、来年の薬は未知の世界。
タルセバが効いてくれることを祈って、皮疹対策にこの冬休み頑張るしかない。