「虹いろポスト」 |
新聞より引用
肉親や友人を失った悲しみを癒そうと、亡くなった人への手紙を
受け付ける「虹いろポスト」が富士市の妙善寺(長島宗深住職)に
設置されている。
遺族らが大切な人との思い出を振り返ったり
さみしさを表現したりすることで精神的ショックから立ち直る
「グリーフ(悲嘆)ケア」が目的。
ポストの存在は口コミで広がり、約40通以上寄せられているという。
故人に手紙を記す行為には、思い出を昇華させ、遺志を引き継ごうと
気持ちを転化させる効果もあるという。
手紙は宗教や国籍を問わず受け付け、差出人の住所や氏名を
記す必要もない。
秘密を守るため、封を切らずにポストの中で一定期間保管し、
たき上げて供養する。
長島住職も
「死ときちんと向き合うことが大切。前向きに生きるきっかけを
つかむため、いつでも寄せてほしい」と呼びかける。
以前の私だったら、
迷わずに「虹いろポスト」へ手紙を送っていたかもしれません。
今でも突如として悲しみはやってきます。
これは、仕方がありません。
一生付き合っていくものだと、思っています。
どうしようもなく辛くなったら
夫へ手紙を書くかもしれません。
そういえば、夫に手紙を書いた事はほとんどありません。
結婚する前にバースデーカードにメッセージを書いた事はありました。
夫はそれを大事に保管してありました。
(死後の整理の時に見つけました)
自分が夫充てに書いたのに、今読み返すと
結構恥ずかしいものですね。