本日、Xナイフ |
入院中の治療が一つ加わり、慌ただしくなった。
先週のMRIの結果、脳に大きさ8mmの腫瘍が1個見つかり、脳外科を受診。
ここ1〜2ヶ月の間でできたもので、
このまま放っておけば、どんどん大きくなるという。
1個だけなので、最先端の放射線治療のエックスナイフで焼きころすことになった。
照射は1ヶ所30分程度。照射中は熱さや痛みを感じることはないそうだ。
28日に再度MRIで位置決めし、
29日にレントゲン、血液検査。
今日30日午前中に頭にヘッドリングをつけCT後、
午後エックスナイフを実施予定。
新しい薬TS−1の副作用はなく、肉体的には元気だが、精神的にはかなりびびっている。
入院中の検査で早期に見つかったことはラッキーだと思うことにした。
X-Knife(エックスナイフ)とは
頭蓋内の病変に対し集中的に放射線を照射し治療する方法。
正常組織への影響が少なく、あたかも病変部を手術で切り取った様に
治療ができるためこの名称がつけられている。
治療の対象となるのは転移性脳腫瘍や聴神経腫瘍等の脳腫瘍及び脳動静脈奇形など。
直達手術が困難であった深部の病変や多発性の病変も治療でき、
局所麻酔等で行うため合併症等があり開頭手術が困難な方、高齢者の方にも
比較的安全に行うことができる。
多くの場合、治療は1日で終了し入院期間は2日間。
また病変が重要臓器近傍にある時には分割照射を行う事により
さらに正常組織への負担が少なく治療ができる。