同病者の厳しい現実 |
点滴の前に朝一番で血液検査をしたが、
レントゲンまで時間があったので、
同病のKさんのお見舞いに東病棟へいった。
Kさんは自分が4月に退院した時にTS-1を服用して入院してきたが、
胸の放射線を30回照射後に肺炎になり、再入院していた。
歩くのも大変そうだった。
4月に会った時から、元気がなかったので、励まして病室を出た。
病室を出てレントゲン室前で順番を待っていたら、
偶然にも3月4月に入院した際、ずっと同室であったTさんに会った。
Tさんは退院後、胃にがんが見つかり、検査にきてきた。
これから胃を切除する治療になるみたいで、
元気がなかったので、励まして別れた。
その時、Tさんから3月4月に入院した際
同室だったSさんのことを教えてくれた。
Sさんは輸血する治療で再入院していると聞いて驚いた。
4月に退院した時は3人とも元気だったのに、
たった2ヶ月で病状は一変していた。
自分もマーカーは上昇する一方で、血液は悪化している。
今の体調を維持する為に、無理をしないようにしたい。