2010年夏から秋にかけて夫はフジテレビの取材に応じました。
その様子は2010年11月30日に
「ニュースJAPAN 時代のカルテ がん医療の現場 」
『Vol.6 レントゲン検診の限界』というタイトルでオンエアされました。
夫は仮名で、私と娘は顔をボカしてもらう配慮をしてもらいました。
(その放送の様子は誰かがYouTubeにアップしていましたが
現在は著作権等の問題で削除されています)
その時に取材をしてくださった
フジテレビ調査報道班の方が撮ってくれた写真、
それが遺影となりました。
夫の死をブログで知った調査報道班の方は
放送を収録したDVDやBlue-Rayディスク、
取材時の動画を送ってくださいました。
先日、夫の4回目の命日の数日前
久しぶりのその方からメールが届きました。
現在は独立して別の場所で活躍しておられるその方は
「がん検診を見直す」という特集を進めていて
肺がん検診の問題点を指摘する考えをお持ちでした。
夫の事について
今回の特集記事で紹介をしてもいいでしょうか?
という内容のメールでした。
この夫のブログは細々と更新はしています。
同じ病の方たちの為にずっと残していくつもりです。
ですので、「仮名でお願いします」と承諾しました。
そして、先日週刊誌が発売されました。
自宅に送ってくれるとの事でしたが
台風の影響でまだ届いていません。
そこで職場敷地内のコンビニへ行って確認してきました。
ブログ掲載に関してはジャーナリストの岩澤さんから許可を得ております。
夫は「高田浩二郎」さんです。
これはかつてテレビに映った時と同じ名前となっています。
ちなみに仮名です。
その時の夫のブログです。
この時、夫は随分と悩んでいました。
私もこの事を知らされたのは、取材の直前だったと記憶しています。
少しでも健診の見直しがされて
早期発見早期治療ができるように……と思っております。