「がんロコモ」とはがん、またはがんの治療によって骨や関節、筋肉、神経などの運動器の障害が起き、移動能力が低下した状態のことです。
進行すると日常生活が不自由になり、介護リスクが高まります。夫も脊椎に転移しました。
それまではある程度普通の日常を送っていました。
でも、坂道を転がり落ちるかのように
あっという間に歩けなくなりました。
多分少し前から症状が出ていたんですよね。
しびれとか痛みを訴えていましたので。
なぜそこで気づいてあげられなかったのか……
なぜドクターはもっと詳しい検査をしてくれなかったのか……。
最後の入院をする少し前に今までの主治医が転勤してしまい
新しい主治医に変わったばかりでした。
夫がこれをやったら長生きできたでしょうか……??
それとも……変わらなかったでしょうか……。
今となっては答えは見つかりません。
私は何としてでも
どんな方法を使ってでも
夫に生きていてもらいたかった……
ですが、それは所詮エゴでしかないのかもしれません。
夫にとってあの時は生きる=痛みと闘う……でしたので