2019年 01月 18日
同じ気持ちだからこそ…… |
ある方のブログをずっと読んでいました。
彼女のご主人は40代後半。
昨年肺がんを告知され、
自宅介護をされていました。
ご主人の病状、自宅での様子などを綴ったブログ。
夫と私の事を重ねるような感じで
頑張って……と思いながら読んでいました。
当初、年を越せるかどうか分からない……と書いてありましたが
年を越すことができて、
よかったね、と思っていました。
しかし、先日ブログが更新されていました。
……察しました。
最後に「ありがとう」の言葉を言ってくれたそうです。
そして先日アップされたブログには
彼女の悲痛な叫びが綴られていました。
こんな日が来るのか怖かった
もっと早く、もっと早く動いていれば……
家中、思い出だらけで苦しい、辛い
心がついていかない
時間だけが進んで取り残される
生きているだけで良かったのに
戻ってきてほしい
私の名前を呼んで
会いたい
苦しい
楽になりたい
誰か助けて
彼女の絶望が手に取るように分かりました。
なぜなら、私も全く同じだったからです。
心が一気にあの時に引き戻されました。
読んでいて、涙が出てきました。
今年の9月で夫を亡くして5年。
表面に出す事はなくなりましたが
夫を亡くした辛さも悲しみも変わっていません。
それでも、私はここまで生きてきました。
「私も夫が亡くなった時、
同じような事を思い、切望しました。
お子さんの為、
ご主人の為……とは言いません。
頑張れ!!とも言いません。
でも、生きてください」
そうメッセージを送りました。
今は彼女の心には
このメッセージは届かないかもしれません。
でも、彼女が少しでも心安らぐ時がありますように……
そう願わずにはいられませんでした
by dagurasunomonoii
| 2019-01-18 08:16
| 妻 日々に思うこと