祝辞と弔辞 |
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全体 *節目に思うこと 入院前の検査 07.10 ①【タキソール】 入院28日 07.11 ~4ヶ月(外来)08.2 ・・・・・・・・・・・・・・・ ②【イレッサ】 入院16日 08.3 1~2ヶ月(毎日)08.4 3~7ヶ月(隔日)08.9 8~15ヶ月(隔日)09.6 ・・・・・・・・・・・・・・・ ③【ジェムザール】 入院17日 09.6 2~4ヶ月(隔週)09.9 【休薬】1ヶ月09.10 6~7ヶ月(隔週)09.12 【休薬】4ヶ月 10.1~4 ・・・・・・・・・・・・・・・ ④【1stタルセバ】 入院13日(150g)10.4 1~3ヶ月(150g)10.7 4-~5ヶ月(100g) 10.9 ⑤【1stアリムタ】 入院16日 10.9 1~3ヶ月(併用剤)10.11 4ヶ月~(単剤)11.1 【休薬】3ヶ月11.1~3 ⑥【TS‐1】 入院14日 11.3 1~2ヶ月(朝夕服用) 11.5 ⑦【2ndアリムタ】(単剤)11.8 ⑧【ドセタキセル】(単剤) 入院31日(130mg) 11.9 2~3ヶ月(100mg)~11.11 4~8ヶ月(80mg)~12.4 ⑨【イリノテカン】(単剤) 入院9日間(140mg)12.4~ 1~4か月(140mg)~12.7 ⑩【カルセド】 入院13日(50mg)12.8 ~2か月 12.10 ⑪【ナベルビン】 入院10日・外来 12.11?12 ⑫2ndタルセバ(150g)12.12? ⑬3rdアリムタ 13.1?4 ⑭【アブラキサン】 入院9日・外来 13.4~ ⑮【アバスチン】 入院9日・外来 13.7~ ⑯ジオトリフ 14.5~ ⑰脊髄腫瘍 (脳転移) Xナイフ ノバリス 全脳照射 (胸水) 胸腔ドレナージ 11.9 (骨転移) 骨放射線治療14.2 (CEA) 13.8 (脱毛) 14.3 (血栓症) ワーファリン14.2 (吐き気・食欲不振) 12.2 (湿疹・皮膚疾患) 13.2 (下痢・便秘) 12.6 (風邪・咳) 11.8 (免疫力UP) 11.7 (出会い) (仕事) (家族) ・・・・・・・・・・・・・・・ 12.10下記追加記事は外部リンク My お出掛け日記 12.9 家族旅行 11.5 Nゲージ・鉄道 スキー&シュノーケル USJ & TDR 11.2 My 釣り 12.7 My 花 12.4 My 音楽 12.8 My 映画・TV 12.9 My 読書 12.4 My 競馬 12.2 My 酒 12.9 My グルメ 12.9 My 耳寄りな話 12.10 プリウス アクア 地震 12.3 My 日々の出来事 12.9 父の入院・死 09.2 父の葬儀・法要 10.12 知人の訃報 夫の事 夫の死 妻 日々に思うこと 妻から見た夫の病状(最後の入院) 妻 がんサバイバーになる ライフログ
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2019年 12月 28日
息子の友達が亡くなりました。
まだ23歳という若さでした。 息子とはよく遊んでいて 息子はひどく動揺して私に電話をしてきました。 私も息子もお通夜に参列し 息子は仕事を休んで葬儀にも参列しました。 弔問する人たちがたくさん訪れ 会場には入りきらず、外まで列ができていました。 息子は数年前、友達の結婚式で祝辞を述べました。 そして…… 今回は弔辞を述べる事になりました。 お通夜参列、弔辞、葬儀参列…… 「自分が後悔しないようにしなさい」と息子に伝えました。 息子の気持ちを考えると 本当に切ないです。 ご冥福をお祈りいたします。 #
by dagurasunomonoii
| 2019-12-28 14:41
| 妻 日々に思うこと
2019年 12月 16日
数か月後に開院予定となっていたその病院。 病院名が書いてありました。 2人目の主治医と同じ苗字……。 ……いくつかの科も記されています。 どこにでもある苗字ではありません。 車を停めて、施工業者とかいろいろと記載されている白い看板を見ると…… ……この病院を開院する人の名前が記されていました。 ……名前に見覚えがありました。 あの2人目の主治医が……個人病院を開院するみたいです。 あの頃の あの時の気持ちが蘇ってきました。 そして、気持ちはどんどん下向きへ……。 こちら側の世界に少しずつ少しずつゆっくりと 長い時間をかけて戻ってきました。 少しずつ気持ちも安定してきたかと思っていましたが 一瞬で「向こう側」へと引き戻されました……。 「向こう側」は……真っ暗な世界 ただ下へ堕ち続けるだけの、何もない場所 夫を喪って何年も何年もずっとその場で蹲っていた世界 外界の全てを拒絶し、自分自身の殻に閉じこもっていた場所 それは、自分自身の心の奥底にあるモノ 遥か頭上に見える小さな光(こちら側の世界)を見上げながら どうする事もできずに、ただその場で立ち尽くしていた場所 それは、深淵……といってもいい場所 そこに、また戻ってしまいました……。 そんな時は無理に動こうとせずに 気持ちが収まるまでやり過ごすしかないんです。 這い上がる術を知っているから、 堕ちるところまで堕ちたら あとは上を見るだけ。 仕方がなかったんだ…… もうどうする事もできなかったんだ…… 主治医を恨んでも…… 憎んでも…… ……夫は生き返らない…… 喪われたものは……二度と戻らない 自分でも、分かっているんだ もうその場所を通らないようにしようと思います。 そうすれば、思い出さなくても済みますので。 #
by dagurasunomonoii
| 2019-12-16 00:00
| 妻 日々に思うこと
2019年 12月 15日
夫が「背中が痛い」と訴えて 医療麻薬を毎晩飲み 私が背中のマッサージをしないと眠れなくなった2014年の初夏。 夫の一番最初の主治医は個人病院を開業してしまったので 数年前に主治医が変わっていました。 (それがいつだったのかは、分かりません。 このブログを読み返せば分かるかもしれませんが……) 夫が背中の痛みを訴えてもレントゲンやCTだけの検査で、 MRIなどをして詳しく調べてくれないの?と思っていました。 そしてその2人目の主治医は 2014年7月末で急に退職して別の病院へと行ってしまいました。 夫も「何でだろうね?」と言っていました。 異動の理由は知らなかったようでした。 新たに3人目の主治医がつきましたが その数日後、夫は歩けなくなって……緊急入院をしました……。 その後は坂道を転げ落ちるかのように……悪化していき…… 永眠しました。 もっと早く もっと詳しく調べれば 脊椎にできた腫瘍を発見できたのかもしれないのに 前の主治医の次の勤務先は知っていました。 そこへ行って問い詰めようか……と思ったことも……ありました。 夫は主治医に背中の痛みを訴えていたはずです。 医療麻薬も処方してもらっていましたので。 なのに、なぜ???MRIとかをしなかったのか??と。 そして、どす黒い思考が出てくるんですよね……。 夫の訴えを無視していて 夫がだんだん悪化してきたのが分かったけれど 責任取りたくないから、急に退職したのか?? 自分でも分かっています。 ……イヤな感情……だということに。 でも、そんなことをしても夫はかえってこない…… だから、やめました。 このイヤな気持ちを 無理やり心の奥底へしまい込みました。 もう、どうする事もできなかったから、です。 後悔の念とともに 時々思い出す時もありましたが これはもう仕方がなかったんだ……と 自分に言い聞かせるようにしてきました。 そうしなければ、どんどん堕ちていくような気がしたんです。 そんなある日、いつも職場から帰る時に使う道沿い、 1年以上空き地となっていた場所に 個人病院が建つことになりました。 #
by dagurasunomonoii
| 2019-12-15 18:43
| 妻 日々に思うこと
2019年 11月 26日
夫が亡くなってから一度も裾の部分を切らなかった髪。
一番長い部分でお尻付近まで届くようになりました。 伸ばしている途中で ケガや事故で髪の毛を失った18歳未満の子供たちに 無償でメディカルウィッグを提供しているNPO法人の事を知り 寄付するべく髪を伸ばし続けました。 ショートカットだった髪は5年で相当長くなりました。 先日、ヘアドネーション協賛店で寄付をしてきました。 夫も抗がん剤治療で髪の毛だけでなく ほぼ全身の毛が抜け落ちました。 鏡を見るのもイヤがるようなったんです。 起きると枕に大量についている抜け毛、 それらの処理は私や娘がやりました。 ウィッグを毎晩洗って干しました。 帽子を作りました。 私にできることは 髪の毛を伸ばして寄付すること。 これぐらいしかできません。 染毛してあっても 毛先が痛んでパサパサしていても 白髪があっても ヘアドネーション用の髪の毛に生まれ変わる事が可能だそうです。 また伸ばして寄付しようと思います。 メディカルウィッグを手に取った子供たちが笑顔になるために。 美容師さんのブログです。 #
by dagurasunomonoii
| 2019-11-26 12:44
| 妻 日々に思うこと
2019年 10月 13日
昨日は18回目の結婚記念日でした。
しかし、台風騒ぎで何もできませんでした。 (幸い、被害はありませんでした) ネットでこんな記事を見つけました。 夫は最期をどう過ごしたかったのか、 そのような話し合いは一度もしませんでした。 退院カンファでも急変時の対応についてドクターから話がありましたが 夫は私に一存すると言っただけでした。 危篤になる前日まで治ると信じて頑張ったリハビリ。 きっと「その時」がこんなに早く訪れるとは 夫は思っていなかったのかもしれません。 私は「家に帰りたい」と呟いた夫の希望を叶えました。 たくさんの人に協力があってできた事です。 私一人では、どうする事もできませんでした。 仕事と家事と子育てと介護。 確かに大変でした。 看護師さんに泣きながら辛さを吐き出した事もありました。 初めて誰かに助けを求めました。 「急変もあり得る」という主治医の言葉が重くのしかかり 毎日診ている私でさえ分かってしまうほどの容体の悪化。 自宅介護になり、 痛みを訴える事が少なくなり あれだけ酷かったせん妄がなくなった事は 自宅に戻った安心感もあったのでしょうか。 ですが、日に日に眠っている時間が多くなり 食事量も減りました。 これはマズい……と思ったのは 尿量でした。 毎晩毎晩一日の尿の量を測っていました。 それが、ほとんど出なくなったんです。 そして……翌朝 下顎呼吸となって意識がない夫に気付き すぐに訪問看護ステーションに連絡をしました。 救急車を呼ぶ……という考えはありませんでした。 救急車を呼べば延命措置をするでしょう。 ですが、逆に夫を苦しめるだけ……というのは 分かっていました。 少し前にネットで がん患者の終末期はどんな状態なのか……調べていたからです。 あの日の朝も…… 鼓動や呼吸、頸動脈と手首の脈を測り 逝ってしまったと悟った後も 救急車は呼ばず、訪問看護ステーションに連絡をしました。 「どうして徹夜で看病しなかったのだろうか」 今でもそれは後悔となって私の中にあります。 やり遂げたとしても 後悔はしたと思います。 そして、別の後悔を探して 後悔していたでしょう。 人を看取る……というのは 肉体的精神的にもダメージを与えるものなんです。 5年経って、 時々いろいろ考えても 答えは見つかりません。 #
by dagurasunomonoii
| 2019-10-13 17:42
| 妻 日々に思うこと
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